自分に貢献してくれる人は許しやすい@過去の嫌な出来事に調和をもたらすことで赦しとなる現実的な方法
信頼していた人に裏切られた過去があり、
もうその人を信頼できないと思っている今があるとして、
「赦し」という世界観では、
なかなか越えられそうにない高いハードルが
その人と自分とを隔てている。
「許そう」「許さなければ」と
「赦し」を見れば見るほど苦しく、
その人に対して、益々潔癖になり、
許すことが更に難しくなる。
無理に許そうとせず、一度「赦し」から離れる
許すことで、その人との関係を修復できると思うから
とても難しくなるんですね。
仕事上の関係の人などであれば、
許せるところまで自分の整理がつくまで会わないなんてことができませんし。
ですが、別件で
その人にこう動いて貰えたら
自分の仕事がしやすいだとか
その人がクライアントにこう話してくれたら
ライトワークとして無理なく調和するだとか
あなたが、その人の別の面と関わることで
あなたにとって「助け」となるようなことがある場合
精神力や、人間の器みたいなところで許すよりも
もっと簡単に許すことができるかもしれない機会となります。
誰もが唯一無二の存在として、その立場を生きている
人間ぽく、この概念を解釈するのなら、
その人に、その立場を使ってもらうというのが、
お互いの存在を生かし合うということなのかも。
平たく言うと、「ギブ アンド テイク」なのですが。
ライトワーカーさんたちには、
自分の世界観に「ギブ アンド テイク」という概念が無い人が多いですから。
頼る、お願いする、ということに縁遠いですもんねw
自分で何とかしようという発想になることがとても多い。
自分が、その人と同じ立場のところに行こうとせずに、
その人に、その立場を使ってもらう。
相手の過失によって、
こちらが「被害」を受けたことが
信頼の失墜となったのなら、
その人にできる別のことで自分に貢献してもらうことが
あなたの「メリット」に成り得るのであれば
許す、許さない、許せない、という世界観の外で、
その人に対する「赦し」を得られるかもしれない。
ライトワーカーにとって、
この件で一番大変なところが
『その人にできる別のことで自分に貢献してもらうことが
あなたの「メリット」に成り得るのであれば』
という発想にならないことと、
それを求めてもいいのかという、自分への許可ではないでしょうかね。
あなたの許しを待つことしかできない相手にも
あなたのためにできることを与えられることで救いになるし、
評価が下がり切ったままの相手を許せずに苦しむあなたには、
相手が少しでも「できる」ことを確認できると
許せずに構えていたガードが
無理なく弛み、楽になれると思います。
ここで調和が得られることで、
「過去」も、調和へと上書きされる可能性がある。
調和へのコツは、
その人にしかできないことを頼む、
その人の方が得意なことをお願いする<\span>でしょうかね。
その人が持つ「立場」を使ってもらうようなことで
あなたが動きやすくなったり、楽になるようなことがあれば
あなたに貢献してもらうという視点から
人間関係を修復することを考えてみてくださいね。